『アイシングクッキーってどうやって作ってるの?』
『完成までどのくらい時間がかかるの?』
アイシングクッキーの疑問を製造工程を図解でご説明します。
アイシングクッキーとても喜ばれるので、プレゼントに最適です。
『かわいいアイシングクッキーを自分で作ってみたい!』思われる方も多いのではないかと思います。
自分でアイシングクッキーを作れるようになって思ったこと
☑︎ 作る過程が楽しい
☑︎ 子どもと一緒にアイシングするのも楽しい
☑︎ オーダーするよりコストがかからない
☑︎ プレゼント何にしようって思った時に、アイシングクッキーが作れる
☑︎ 何よりもプレゼントすると喜んでいただけるのが嬉しい
などなど、他にもたくさんアイシングクッキーを作れてよかったと思うことがありました。
私もまさかこんなにアイシングにハマって、お仕事になるなんて考えてもいませんでした…笑
何事もチャレンジしてマイナスになることはありません。
興味がある方は是非一度チャレンジしてみてください。
アイシングクッキーを作るまでには、大まかに分けて下記の4つの工程があります。
1、クッキー生地を作る
2、クッキーを焼く
3、アイシングクリームを作る
4、アイシングをする
ひとつずつ順番に説明します。
1、クッキー生地を作る
アイシングクッキーは見栄えが重要です。
でも、もっと大切にしていることがあります。
『ベースのクッキーが美味しいということ』が大前提だと考えています😋
国産の小麦粉や北海道のよつ葉バター、とれたて新鮮卵など…ひとつひとつが美味しい食材です。
生地にちょっぴり入れる天草のお塩は、こんなにきれいな海で作られているお気に入りの天然塩です。
そんなお気に入りの材料達でクッキー生地を作っています。
ツヤツヤの生地の出来上がりです。
2、クッキーを焼く
お次は、しっかり寝かせた生地(一晩は必ず寝かせています)を平に伸ばした後、型抜きして焼いていきます!
DECO-HANAのクッキー型愛についてはまたお話しさせていただきますね。
(クッキー型沼にはまっております)
サクッサクに焼き上げます😋🍪
サクサクに仕上げるコツ
SNSなどでよく質問される黒いオーブンシート。
これは“シルパン“というものです。
cottaさんのは黒ではありませんが、使用感は同じです。
焼成の際、メッシュ状に開いた穴から余分な水分や油分が落ちることで、クッキーやタルト、パイ生地などがサクサクに仕上がります。
また、底から蒸気が抜けるので、クッキーの表面もきれいに焼けるため、アイシング用のクッキー焼成には欠かせないアイテムの一つです。
クッキーの裏面に網目模様がつくので仕上がりも美しく、プロ感が出るのでおすすめです✨笑
(⚠️名前が似ているものでメッシュになっていない“シルパッド“という商品もございますので、ご購入の際はよくご確認くださいませ。こちらは、用途が違う製菓用品です)
素焼きクッキー自体、ほんとにとっても美味しいので、みなさんに一度焼きたてを食べて欲しいくらいです。
以上のクッキーの準備ところまでは別日にあらかじめ準備しておいて、アイシングから日を改めてするのもおすすめです。
3、アイシングクリームを作る
アイシングクリームは、とてもシンプルな材料からできています。
アイシングクリームの材料
粉砂糖と卵白を混ぜて、アイシングクリームを作ります。
まるで生クリームのよう。
私は作る量が多いので、業務用のスタンドミキサーで混ぜています。
家庭用でハンドミキサーと変わらないお値段のスタンドミキサーもあります。
ご家庭で作るときは、置き場所にも困らないハンドミキサーが一般的だと思います。
私はクイジナートを使っていますが、そんなにパワーが必要ではありませんのでホームセンターで購入できるものでも大丈夫です。
アイシングの着色
アイシングクリームに必要な色を1色ずつ着色していきます。
数が多いと色作りだけでもとっても時間がかかります。
私は1つの色を作る際、フードカラー1色で作ることは基本ありません。
必ず2色以上を混ぜて調色します。
DECO-HANAオリジナルのアイシングクリームを作ります。
色をつけるためのフードカラーは、主にWiltonのアイシングカラーを使っています。
(上の画像は少し前なので、ロゴ部分が今とは少し違います)
Wiltonのアイシングカラーを使う理由は、ジェル状なので粉のように溶かす手間もなく、
アイシングクリームとも馴染みが良いためです。
また、発色も良く少量でも色づくので、ずっと愛用しております。
1つのオーダーごとにそれぞれのイメージのアイシングクリームを着色しています。
ポップ系だったり、パステル系だったり、くすみ系なども🎨
白、黒、グレーなどのモノトーン系のみで作品を作るもの好きです😊
モノトーンを作る時は、製菓用の竹炭パウダーがおすすめ。
粉ですが、微粒子のため溶けやすくダマにもなりません。
アイシングクリームの固さの調節
固さの調整は、お水を加えていきます。
アイシングは大まかに説明すると2種類の固さのものを準備します。
固いアイシング
(線を引いたり、デコレーションするときに使用)と、
柔らかいアイシング
(ベース塗り用)の2種類を作ります
モチーフによって、微妙に固さを変えたりするので本当な2種類の硬さではありません。
アイシングの固さもまた奥が深いです✨
絞り袋に入れる
出来上がったアイシングクリームは、“コルネ“という絞り袋に入れて使います。
\2種類のセット販売で便利/
コルネは一辺が150mm〜300mmのものなど色々な種類があります。
線などをひく固いアイシングは、150mmの小さいもので作流ことが多いです。
絞っているときに上から溢れ出ないように、コルネの半分くらいまでクリームを入れてください。
三角になっているので、それをクルクルと巻いて絞り袋を作ります。
またコルネの巻き方もご説明します。
4、アイシングをする
お待たせいたしました!
やっとお待ちかねのアイシングです。
まずは“パイピング“というアイシングで線を引く作業。
固いアイシングを使い縁取りをします。
パイピングをすることによって、ベースのアイシングクリームがクッキーから流れ落ちないようになります。
パイピングの線が堤防の役割をするからです😊
(パイピングなしで、スプーンやふで、ヘラなどを使って
クッキーにアイシングクリームを塗る方法もあります)
パイピングは慣れないと線が切れてしまったり、線がブレてしまったりなどします。
最初は難しいのですが、慣れると必ずできるようになります✊✨
なかなか上達しないなぁと思っている方は、
・アイシングの硬さ
・線を引くときのスピード
を変えてみてください
(ここもたくさん説明したいことがありますが、長くなるのでまた別の記事で詳しくご説明します😊)
ベースを塗ったあとは、必要に応じて固いアイシングでデコレーションしたりします
最後はしっかりと乾かして、
シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に保存してください
基本的な流れはこんな感じです😊
色々詳しく説明したいことがたくさん出てきましたので
また別記事でひとつずつご説明していきますね♩
今日もDECO-HANAブログをご覧いただきありがとうございました。
アイシングクッキーの作品は
⬇︎instagram(@satomi_foodart)
https://www.instagram.com/satomi_foodart/
にたくさん掲載していますので、ご覧いただけると嬉しいです。
では、また!